「恋は盲目」と言われるほど、恋にのめり込んでしまうと、心のエネルギーがすべてその恋に吸い取られてしまいます。自制心に欠ける人が恋をすると、その影響は大きく、相手の気持ちを考えずに突っ走ってしまうこともあるでしょう。もう少し冷静に相手のことを見つめる余裕が欲しいところです。
「恋は盲目」になりやすい男性の特徴
精神的に幼い
激しい恋に陥りやすい男性は、精神的に未熟な面を持っています。恋愛に対して大きな期待を抱いているか、もしくは「好き」という感情に酔っていることが多いでしょう。実際には、その恋愛感情が本物ではなく、自分自身に対する陶酔である場合もあります。恋愛が思い通りに進まないと、彼はそれを受け入れることができず、不満を表に出すことが多いです。また、恋愛に関する話題を誰にでも話してしまいがちですが、それは必ずしも相手が望んでいることではありません。恋に夢中な彼は、その点を気にかけていないのです。
思い込みが激しい
好きな相手ができると、恋愛に一直線になる男性は、思い込みが激しい傾向にあります。相手のことを考えて何かをするのは良いことですが、もし相手から「少し距離を置いてほしい」とやんわり言われても、その意図を理解せず、押し続ければ相手も振り向くと信じてしまいます。彼は最初の段階で「嫌われていない」と思い込んでしまい、その結果、相手に完全に拒絶される可能性が高まります。
周りの話を聞かない
周囲の友人が彼を心配して忠告しても、彼はその声に耳を貸しません。「もう少し相手の気持ちを考えた方が良い」という助言を受けても、彼の頭の中には「相手が喜ぶであろうこと」しかありません。たとえ相手が恋愛に集中できない状況であっても、彼はその状況を理解しようとせず、自分が正しいと思う行動を続けます。そして、失敗した時には「ちゃんと教えてくれなかった」と周りの人を責めることさえあります。彼の自己中心的な態度が、周囲との摩擦を生んでしまうのです。
身勝手
「恋は盲目」になりやすい男性は、恋愛経験が少ない傾向にあります。日常的な人間関係にも慣れていないかもしれません。彼には目標に向かって突き進む強いエネルギーがありますが、それが間違った方向へ向かってしまうこともしばしばです。周囲からの忠告は耳に入らず、恋愛においても自分本位な行動を取ることが多いです。自然界の動物なら、求愛を断られたオスは身を引くものですが、「恋は盲目」の男性はその引き際を知りません。相手の都合を考えずに押し通すばかりで、周りの人を巻き込むこともありますが、彼の関心は常に自分に向いています。
感情的
恋愛は感情を伴うものですが、「恋は盲目」になっている男性は、過度に感情的です。周囲に話す際でさえ感傷的になることがあり、気になる相手の前ではさらに大げさな行動を取ることがあります。他人がいる場でも、恥ずかしくなるほど感情を露わにすることがあるでしょう。恋をすることで相手を大切にしたいという気持ちが湧いてくるのは自然なことですが、相手の表情を見ながら、その行動が本当に喜ばれているか確認する冷静さも必要です。過剰に感情を表現する男性は、どこか不自然で、自分に酔っているように見えてしまうことがあります。
ムダな行動力
恋に落ちると、無駄に行動力を発揮する男性がいます。彼の行動が空回りすることが多いなら、それを振り返り、何が間違っているのか考えることが重要です。もし90％の行動が空回りしているなら、反省せずに繰り返すのは意味がありません。彼の行動が空回りする原因は、実は相手のために行動していないからかもしれません。「こうすれば喜ぶかも」と思いやりを持つのは良いことですが、相手の反応や性格を考慮していないと、的外れになってしまいます。彼が「気になる相手はどんな人か」と問われた際に、相手の本質を見ていないことが多いのです。
押しつけがましい
「恋は盲目」の男性は、自分の気持ちを相手に押し付けがちです。どんな言動をするかは彼の自由ですが、相手にはその行動を受け入れる義務はありません。しかし、彼は相手が自分の気持ちやプレゼントを喜ぶべきだと強く求め、結果的に相手から「重い」と感じられてしまうことがあります。さらに、周囲にも「こんなに頑張ったのに」と愚痴をこぼすことがあるでしょう。多少なら慰めてくれる人もいるかもしれませんが、彼が同じことを繰り返すようであれば、いずれ周囲も呆れてしまいます。
